4月
13
2013

飛距離に大切なのはボールスピード。MASTER MODEL MB(マスターモデルMB)


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当社契約 和田 正義プロの要望からスタートしたモデルがMASTER MODEL MBです。
BOMBA MAX Versionをさらに改良しました。
BODYには6-4tiを、FACEにはDAT55gを使用しております。
FACEの反発力を上げる為、ひとつひとつヘッドの検査し、数値の足らないものは再度研磨、若しくは不良品としてはじかれます。
こうして出来上がった反発力に優れた製品のみが、工場を出荷しお客様のお手元に届くのです。
もちろんSLE(Spring Like Effect)ルール適合品です。
SLEルールとはゴルフ規則の付属規則Ⅱ
クラブのデザイン 4 c に以下のように明記されています。

4c  スプリング効果と動的特性
クラブヘッド(クラブフェースを含む)のデザイン、材質そして(あるいは)構造、また処理は:
(i)ペンデュラムテストプロトコル(R&Aテスト内規)に定められている上限を超えるスプリング効果を持ってはならない。

ペンデュラムプロトコルの上限がCT値(Characteristic Time)257と定められています。数値が多いほどフェースの反発係数が高いのです。
一般的なクラブは量産性をあげる為CT値ぎりぎりで製造する事は出来ません。
なぜなら、工業製品には必ず公差と言うものが存在します。
数値ぎりぎりに作れば半分がCT値257を超えてしまい、ルール不適合になり流通できなくなります。
そんなリスクを犯さない為、設定値を低くし、公差の上限でもルール適合内で製造するのです。
MASTER MODEL MBは最初に申し上げましたとおり、ひとつずつ限りなく257に近くなるまで研磨→計測→研磨→計測を繰り返して製品を作り上げます。
1つ作り上げるのにかなりの時間を要します。

しかもMASTER MODEL MBのロフトは6度のみの設定です。

BOMBA Max Versionよりも重心距離を短くし、重心深度も浅くしております。
重心距離が短いとインパクト時のフェースターンスピードが増します。
重心深度が浅いとインパクト時のフェースが上を向かなくなります。
よく重心深度が深いため、ボールが上がりやすくなったと言った事を聞きますが、それはボールが前に行く力を上に逃がしているだけなのです。
重心深度は浅ければ浅いほどボールに伝える力は強くなるのです。
すなわち飛距離に大切なボールスピードが出る、と言う事です。

しかし、欠点もあります。
重心深度が浅くなると言う事はスイートエリアが小さくなるのです。
ドラコン競技に出る選手はゴルフのラウンドのような平均的な飛びは求めていません。
ここぞと言う時にでる最大飛距離を伸ばしたいのです。
MASTER MODEL MBで芯を食った時の飛びは、他の追随を許しません。

現在チームリンクスのみならず、他のドラコン選手からもMASTER MODEL MBを使わせて欲しいといったご要望を多数頂きます。

今年より新たに山田勉選手と張慶元選手 両名と新たに契約を結びました。
早くも両選手ともドラコン大会で優勝されています。
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今年はMASTER MODEL MBがドラコン界を席巻すること間違いなしです。

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2 コメント コメントを追加

  • とにかく飛びにこだわった逸品。感服いたします。

    私のような者は気軽な気持ちで打ってみるワケにはいきませんね。

    しっかりトレーニングしてから打ってみますね。

    • MASTER MODEL MBはリアルロフトが6度前後になります。

      どんなドライバーを使っても吹き上がってしまう。

      そんな方には最適なクラブです。

      トレーニングの結果 楽しみにしております。

      ヘッドスピードに絶対の自信のある方、お待ちしております。

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