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2013
バウンスとソールでバックスピンの効いたショットを。
プロのようなグリーンにワンバウンド後、ギュギュっと止まる、若しくはバックスピンで戻る。
そういった球にあこがれるアマチュアゴルファーは多いと思います。
しかし、プロのように毎日練習するというのは時間的に不可能ですし、男子プロのようなヘッドスピードで振れるアマチュアゴルファーは少ないと思います。
では 諦める?
そうではありません。
女子プロのテレビ中継を見ていても、グリーンでピタッとボールは止まっています。
女子プロの練習量は真似できなくても、ヘッドスピードは一般男性とそれほど変わりはありません。
それどころか一般男性の方が速いくらいです。
では、なぜ女子プロのボールは止まって、アマチュアゴルファーが止まらないのか?
プロはウェッジでボールを打つとき、ボールの赤道の少し下にリーディングエッジを入れて打っています。
さらにロフトを立てながら(ダウンブロー)打っていく。そうする事でボールに強い摩擦がかかるため、強烈なスピンが発生するのです。アマチュアゴルファーの認識の中で多いと思われるのは、「ボールの一番下にクラブをきっちりと入れないとスピンが掛からない」ということです。
そうではなくハーフトップに近い状態が一番スピンが効くのです。
ではどうしましょう?
今まで以上に練習に励むことも大切ですが、それが時間的に難しいのでクラブを変えるという選択肢もあります。
どんなクラブに替えればいいのか。
それはソールが広く、バウンスのあるクラブを使えば、少々ダフってもボールにスピンはかかります。
ソールが広い事でクラブヘッドが地面にもぐりこまない。バウンスがあることでフェース面を前に倒す事ができ、縦のギア効果が働きます。
練習場で上手くボールを打つことが目的ならば、ソールが狭く、バウンスが無い方が良いと思います。
なぜなら練習場は人工芝の上、しかもその下はコンクリートで出来ているからです。
人工芝は当然クラブヘッドが滑ります。ですので、手前にボールが入ってもナイスショットと勘違いしやすいのです。
コンクリートはとても硬いです。バウンスがあればソールしたとき構えにくくなり、打つと跳ね返されます。
しかし天然芝はそうではありません。ボールの手前にヘッドが入ればダフります。
それを補ってくれるのが、ソールの広さとバウンスなのです。
ゴルフはナイスショットを何回打てるかではなく、ミスショットをどれだけ少なくするか、です。
弊社にはソールが広く、バウンスも付いているクラブがあります。
BOMBA、SSウェッジ、EKBウェッジ。EKBは少し特殊なクラブなので次回に書きます。
BOMBA若しくはSSを使えばゴルフは劇的に易しくなるはずです!